【大阪の高校受験では英検2級は優遇される?】中3長男の英検2級合格体験記①
中学3年生の長男は英検2級に合格しました。
大阪の高校を受験する予定なので、英検2級合格は有利です。
なぜ、英検に合格している方がいいのか。
いつ、どのタイミングで何級を受験したのか。
どういった勉強法で合格したのか。
をお伝えしたいと思います。
高校受験を控えて、英検に合格したいと思っている方への参考になればうれしいです。
そもそもなんで英検をうけるのか?どう高校受験で有利になるのか?
公立高校の入試では英検2級をもっていると80%の点数が保証される
3月に行われる大阪の公立高校の入学試験(一般入学者選抜・全日制の過程【調査書を要しない選抜を除く】)の場合、学力検査と調査書の合計で合否が決まります。
✅ 学力検査・・・入学試験のこと
✅ 調査書・・内申書のこと
公立高校入試においては、学力検査(450点満点)と調査書(450点満点)とを合わせた点数で評価されます。
高校によって、学力検査の成績と調査書の評定どちらを重視するか違います。
さらっとみたところでは、学力検査7:調査書3の割合で学力検査の方が重視される高校が多いです。
🔸 学力検査
教科 | 国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 英語 | 合計 |
配点 | 90点 | 90点 | 90点 | 90点 | 90点 | 450点 |
英語のテストでは90点が満点になります
英検2級を持っていたら80%、英検準1級を持っていたら100%英語のテストの得点を保証してもらえるという優遇制度があります。
英検2級をもっていたら72点は保証されます
万一、テスト当日体調が悪く50点だったとしても、72点もらえます。
もちろん、当日のテストの出来がとてもよく90点を取ったら、90点と評価されます。
残念ながら、公立高校入試においては英検2級以上でないと評価されません。
せっかく準2級をとっても、成績には反映されないのです。
私立高校入試では、学校によって英検の取得優遇が異なる
いくつかの私立高校は英検取得による優遇がうけられます。
英語の得点に加点されたり、入学金免除、授業料免除される場合もあります。
一番多い優遇は、読み替え率が定められることです。
読み替え率って何?
英検など外部の試験の資格をもっている場合、そのスコア等を当日の点数に読み替えることができます。
読み替え率により換算した点数と当日受験した英語の点数を比較し、高い方の点数を受験生の英語の学力検査の成績とします。
英検優遇制度を導入している私立高校をいくつか紹介します。
男子私立校
大阪星光学院高等学校…英検準1級以上を取得している受験生90点の読み替えあり
清風高等学校…英検準1級は100点、2級80点、準2級70点の読み替えあり
明星高等学校…英検準1級は90点、2級80点、準2級70点の読み替えあり
女子私立校
梅花高等学校…英検準1級は100点、2級90点、準2級80点、3級70点の読み替えあり
プール学院高等学校(スーパー特進・特進・総合芸術コース)…英検準1級は100点、2級85点、準2級75点の読み替えあり
プール学院高等学校(国際コース)…英検準1級は150点、2級128点、準2級113点の読み替えあり
共学私立高校
追手門学院高校…英検準1級は100点、2級90点、準2級80点、3級70点の読み替えあり
大阪桐蔭高等学校…英検準1級は90点、2級70点、準2級50点の読み替えあり
関西大倉高等学校…英検準1級は100点、2級80点の読み替えあり
上宮高等学校…英検準1級は90点、2級80点、準2級70点の読み替えあり
履正社高等学校…英2級は100点、準2級90点、3級80点の読み替えあり
※こちらは一例ですので、他の多くの高校も英検優遇制度を取り入れています
※英検優遇状況は24年度募集要項を参考にしているので、最新の情報は各学校のホームページでご確認ください
うちの息子は英検はいつから、どこで受けたのか?
子供の高校受験に熱心に取り組んでいるご両親なら英検が高校入試に有利だと知っているのだと思いますが…
高校入試に対してなんの準備もなかった私は、英検を受けることすら全然知りませんでした。
学校で英検が受けれるんだけど、受けよっかな〜
長男にこう言われて、初めて中学校でも英検が受けられるんだと知った次第です。
- 一番最初に英検を受けたのはいつか?
-
中学一年の10月に4級を受験
- 試験会場はどこだったのか?
-
通っている近所の中学校
英検はどこで申し込みするの?
私がはるかか昔30年近く前に英検を受験した時は申し込みは近所の書店だったような…?
今は英検のホームページからインターネットで申し込めます。
長男の場合
✅ 学校で受験する時は申し込み書を学校に提出
✅ 英検の本会場で受験する時は英検ホームページから
この2パターンで申し込みをしました。
英検の受験会場はどこ?
英検受験会場は準会場と本会場があります。
準会場…学校、塾などの団体向け。息子が中学校で受けたのはこちら。
検定料は安くなる。
本会場…個人で申し込む場合はこちら。受験地は選べるが、受験会場は選べない。
準会場と比べて検定料は高い。
息子は準会場(通っている中学校)も本会場(ある専門学校や学校を会場としていました)両方とも受験しました。
準会場の方がいつも通い慣れた学校なので緊張せず受けられたようですね。
条件さえ合えば準会場で受験することをオススメします
では、具体的に長男が英検を受験して最終的にどうやって2級まで受かったのかをお伝えしたいと思います。
次回記事では4級から2級合格までにしようした参考書と問題集などを紹介したいと思います。