小学6年生のころ、細い靴を履くと、足の付け根がいつも赤くなっていました。
あれから何十年もたった今、私は外反母趾と付き合いながら暮らしています。中等度から重度、特に左足はかなり角度が急です。

この記事を書いているのは、ただの外反母趾もちのブロガーではありません。以前、鍼灸師・柔道整復師として整骨院に約10年勤め、外反母趾に悩む患者さんの施術もしてきました。治す側と、治される側。両方を経験しているからこそ、お話しできることがあります。
今履いているのはニューバランスの880のレディースです。この記事では、なぜこの靴にたどり着いたのか、2Eと4Eのリアルな話、そして型落ちのv6と現行のv7、どちらを選ぶべきかまで、正直にお伝えします。
- 選んだのはニューバランスの880シリーズ(レディース)
- 決め手は横幅の広さとクッション性。ナイキやアディダスなど、いろいろ試した結果でした
- 本当は4E(超ワイド)が必要な足ですが、市場にはほとんど出回っておらず、2Eで落ち着いています
元鍼灸師として見てきた外反母趾、そして自分自身も
整骨院に勤めていたころ、外反母趾に悩む患者さんを何人も施術してきました。合わない靴を履き続けることが、外反母趾を悪化させ、痛みを強くし、さらには腰痛にまでつながっていく——それは、患者さんの体を通して学んだことです。
そして同時に、私自身の体でも、まったく同じことが起きていました。治療する側として知っていたはずのことを、自分の足で証明することになったのです。
小学6年生からの外反母趾、20代のジレンマ

外反母趾に気づいたのは、小学6年生のころでした。細い靴を履くと、足の付け根が赤くなる。それが最初のサインでした。
20代になると、おしゃれな靴を履きたい気持ちと、現実の足の痛みの間で、いつも揺れていました。ヒールの高い靴は選べません。できるだけヒールの低い靴を、時間をかけて探して履いていました。
左右差というもう一つの発見
施術の経験があるからこそ気づいたことがあります。私の外反母趾は、左右で症状の重さがはっきり違うのです。
- 角度は左の方が急(中等度〜重度)
- 足裏のタコも左の方がひどい
- 腰痛も左側の方がきつい
外反母趾の左右差と、腰痛の左右差が、きれいに一致している。これは偶然ではなく、体の使い方の歪みが、足にも腰にも同じ側に出ているのだと思います。外反母趾は足だけの問題ではなく、体全体のバランスに関わっている——施術者としても、当事者としても、そう感じています。
ナイキやパトリックを経て、ニューバランスに

ナイキ、アディダス、パトリックなど、いろいろなスニーカーを履いてきました。ただ、私の足は幅がしっかりある方なので、なかなかぴったり合うものに出会えませんでした。
でも、外反母趾の足には、横幅がもうひとつ足りなかったり、クッションが硬く感じたりすることがありました。
その点、ニューバランスは横幅の種類が選べて、クッション性もしっかりしている。これが、最終的にニューバランスに落ち着いた理由です。女性向けのレディースサイズ展開があるのも、足に合うものを見つけやすいポイントでした。
試着必須、消去法で880レディースにたどり着いた
靴は、絶対に試着しないと合うかどうか分かりません。これは譲れない考えです。880のレディースを選んだときも、百貨店で実際に試着しました。
色を選ぶときは、こう考えました。
- 派手すぎない色がいい
- どんな服にも合う色がいい
- サイズもちょうどいいものがいい
そうやって条件を絞っていくと、残ったのは黒とネイビーだけでした。狙って選んだというより、消去法で行き着いた結果です。

履き続けて分かったこと
一度サイズと相性が確認できてからは、傷んできたら同じ880のレディースをネットでリピート購入しています。試着の手間がないので、これは助かっています。
この880は、朝のジョギングで履いても痛くなりません。日常のウォーキングシューズとして、しっかり働いてくれています。
本当は4E、でも市場にはほとんどない現実

ここで、幅(ウィズ)の話をしておきます。
ニューバランスの靴には、足の横幅に合わせた「ウィズ」という規格があります。標準的な太さが「D」、そこから「2E」「4E」と数字が大きくなるほど幅広になります。レディースモデルでも、同じように幅の展開があります。
私の足は、本来は4E(超ワイド)でないと痛くなるタイプです。最初に買った880も4Eでした。
でも、いざ買い替えようとすると、4Eの展開はとても少ないのが現実です。探しても、ほとんどの場合は2Eしか見つかりません。
「2Eじゃ狭いだろうな」と思いながらも、一度試しに履いてみたところ——意外といけました。それ以来、私は2Eを愛用しています。
同じように「4Eじゃないと」と思い込んでいる方も、モデルによっては2Eで十分なこともあります。試着できる環境があるなら、一度試してみる価値はあると思います。
v6を選ぶか、v7にするか
私が今履いているのは880のv6です。実はこのv6、今は型落ちモデルとなり、市場価格が1万円以下で手に入るようになりました。
一方、2025年秋ごろに発売されたv7は現行モデルで、ミッドソールが新素材の「Fresh Foam X」に進化し、クッション性がさらに高まっています。価格はやや上がって1万4千円前後です。
| 880 v6(私が使用中) | 880 v7(現行モデル) | |
| 価格帯 | 1万円以下(型落ち) | 13,000〜14,000円前後 |
| ミッドソール素材 | Fresh Foam | Fresh Foam X(進化版) |
| 特徴 | 実績あり・コスパが良い | クッション性がさらに向上 |
正直に言うと、v6ですでに痛みなく歩けているので、私はこのまま履き続けるつもりです。すでに合うと分かっている型を、型落ち価格で買えるのはむしろ得だと思っています。もし新しいクッションを試したい方や、これから初めて880を選ぶ方は、v7も選択肢に入れてみてください。
どこで買う?
私はいつもアマゾンで購入していますが、楽天市場でも取扱っています。
初めて880のレディースを選ぶ方は、幅(2E・4E)を必ず確認してから購入してください。可能であれば、一度店舗で試着することをおすすめします。
よくある質問
- Q. 2Eと4E、どちらを選べばいいですか?
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本来必要な幅が4Eでも、モデルによっては2Eで十分なこともあります。市場では4Eの展開が少ないため、まずは2Eを試してみて、痛みが出るようなら4E展開のあるモデルを探す、という順番でも良いと思います。
- Q. 内反小趾や強剛母趾でも、ニューバランスは合いますか?
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どちらも外反母趾と同じく足の変形の一種で、幅広設計の靴が合うことが多いといわれています。ただし症状の程度によって適した靴は変わるため、心配な方は一度、整形外科やフットケアの専門家に相談することをおすすめします。
- サイズはいつも通りで大丈夫ですか?
-
外反母趾がある場合、長さだけでなく幅の余裕も大切です。試着の際は、長さだけでなく横幅の締め付け感もあわせて確認してください。レディースモデルは同じ型番でもメンズと展開サイズが異なることがあるので、店頭で確認するのが確実です。
- 990など、他の型番でもいいですか?
-
990シリーズも人気が高く、興味を持つ方が多いモデルです。私自身は試したことがないため体験としてはお伝えできませんが、880と同様に幅の展開を確認した上で、試着して選ぶことをおすすめします。
まとめ
- 外反母趾の靴選びは、横幅とクッション性で決める
- 靴は試着必須。色や見た目は、絞り込んだ末に選べばいい
- 本当は4Eでも、市場にないなら2Eを試してみる価値はある
- v6は型落ちでコスパが良く、v7は最新のクッションが魅力
小学6年生から付き合ってきた外反母趾ですが、自分の足に合う1足を見つけられれば、痛みに振り回されずに歩けます。同じように靴選びに悩んでいる方の、参考になればうれしいです。


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