外反母趾の私は、スニーカーを履くと、いつも親指の付け根のあたりから生地が破れてきます。
そんな私が長年頼っているのが、ビルケンシュトックとその関連ブランドです。この記事では、実際に履いてきたモデルを、良かったものも、正直あまり合わなかったものも含めて、まとめてお話しします。

※私が元鍼灸師・柔道整復師として外反母趾とどう向き合ってきたかは、こちらの記事で詳しくお話ししています。 →

- 一番楽だったのはマヤリ(今は手放したが、外反母趾には一番のおすすめ)
- 今の主力はアリゾナ・Footprintsのひも靴・Kumbaの3足
- ただし、ビルケンシュトック系なら何でも痛くないわけではありません。モデルによって向き不向きがあります
一番楽だったのは、実は今は手放したマヤリ
正直に言うと、今のいちばんのおすすめは、今の私の手元にはありません。
マヤリ(¥15,400・現行モデル)です。トゥループとアンクルストラップのついたサンダルで、ボロボロになるまで履き倒して、最終的に処分しました。外反母趾の私にとって、これまで履いた中で一番楽な靴でした。幅はレギュラー幅(幅広タイプ)を選んでいました。

今は買い直していません。理由は、長距離を歩いたり走ったりする用事にはスニーカーの方が向いていることと、靴の数を増やしたくないという方針があるからです。でも、お金と収納スペースに余裕があれば、また買いたいと思っています。外反母趾の痛みに本気で悩んでいる方には、一番に勧めたいモデルです。
今の主力は、アリゾナ・Footprintsのひも靴・Kumbaの3足
普段の私が実際に履いているのは、この3足です。

アリゾナは、普段づかいの定番です。実は10年ほど前に買ったもので、当時は息子たちのサイズに合わせて子ども用のアリゾナも買いました。三人の息子たちが順番に使い回せたので、決して安くはない買い物でしたが、十分に価値があったと思っています。今は長男が、近所のコンビニに行くときなどに愛用しています。

もう1足はビルケンシュトックのセカンドラインとして販売されていた「Footprints(フットプリンツ)」のスウェードのひも靴です。サンダルではなく、普段履きの革靴やスニーカータイプを中心に展開していたブランドでした。残念ながら現在このブランドは終了しているようで新品は手に入りにくいのですが、私は長年愛用しています。

そして3足目が「Kumba(クンバ)」(¥18,700・幅はナロー展開あり)。トゥポストとアンクルストラップのサンダルで、ニューバランスのスニーカーだと服装に合わない場面——ワンピースやスカートを着るとき——に活躍しています。ヒールがなく歩きやすいのですが、正直に言うと、長時間歩くとアンクルストラップのあたりに靴ずれができることがあります。おしゃれと快適さは、なかなか両立が難しいところです。
モデルによって、向き不向きがはっきりあります
ここが、この記事で一番お伝えしたいことです。「ビルケンシュトック系だから、外反母趾に何でも合う」わけではありません。
私の手元には、フォーマルな場面用に買った黒い革靴もあります。先日、お葬式で黒いワンストラップの靴(メリージェーン風のデザイン)を履いたのですが、15分ほど歩いたところで、親指の付け根が赤く腫れてしまいました。 ヒールはなく楽なはずなのですが、外反母趾の出っぱりに当たる部分の革が硬く、そこが痛みの原因だったようです。ストラップ自体が悪かったわけではありません。

先ほどのKumbaの靴ずれも合わせると、メリージェーン風の靴は「当たる部分の革の硬さ」、Kumbaは「アンクルストラップの擦れ」——同じビルケンシュトック系でも、痛みや靴ずれの原因はまったく違う場所にあることが分かります。「ビルケンシュトックだから安心」と過信せず、できれば試着してから選ぶのが一番だと思います。
サイズは必ず測ってもらってください

ここでひとつ、実用的な話をしておきます。
私はニューバランスのスニーカーだと24.5cmを履いていますが、ビルケンシュトックは25cmを履いています。同じ足なのに、ブランドによってサイズ感が変わるということです。
すべて百貨店で、店員さんにきちんと足を測ってもらった上でのサイズです。通販で「いつも通りのサイズだから」と安易に選ぶと、サイズが合わないことがあります。特に初めて買うブランドは、一度店舗で試着・採寸してから選ぶことをおすすめします。
モデル比較表
| マヤリ | アリゾナ(本皮) | Kumba | |
| 価格帯 | ¥15,400 | ¥13,000〜18,000程度(素材による) | ¥18,700 |
| 幅 | レギュラー、ナロー | レギュラー、ナロー | レギュラー、ナロー |
| 履き心地 | 一番ラク(外反母趾には一番おすすめ) | 普段づかいに◎ | おしゃれだが靴ずれに注意 |
| 向いている場面 | 普段づかい全般 | 普段づかい・家族兼用 | おしゃれしたい時 |
※アリゾナは素材(ビルコフロー・EVA・本革など)によって価格が大きく異なります。¥7,700〜1万円台後半まで幅があるので、購入時は素材を確認してください。
※価格は変動するため、公開前に最新情報を確認してください。
どこで買う?
購入する場合は、正規店で試着をしてからの購入をおすすめします。正規店が近所にない場合はAmazonや楽天などで購入することも可能です。ビルケンシュトックを購入される時は、ふだんのスニーカーよりワンサイズ大きめを購入される方がいいと思います。
アリゾナは一家に一足あると便利です。少し大きめを買って家族でシェアするのもアリですね。本来は自分専用の方が足になじむので、自分専用は一番いいとは思いますが‥
よくある質問
- ビルケンシュトックなら、どのモデルでも外反母趾に良いですか?
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いいえ、モデルによって向き不向きがあります。私の場合、マヤリが一番楽で、逆に当たる部分の革が硬いメリージェーン風の靴や、Kumbaのアンクルストラップでは、痛みや靴ずれが出たこともあります。購入前に、可能であれば試着することをおすすめします。
- コルクのフットベッドは、本当に足に馴染むのですか?
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モデルや履き込む頻度によって差があると思います。長く履き込むほど馴染んでいく、というのが一般的な特徴のようです。
- サイズはいつも通りで選んでいいですか?
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ブランドによってサイズ感が変わることがあります。私自身、スニーカーは24.5cm、ビルケンシュトックは25cmと、実測で違うサイズになりました。できれば店舗で試着・採寸してから選ぶことをおすすめします。
まとめ
- 外反母趾に一番楽だったのはマヤリ(レギュラー幅・幅広タイプ)
- 今の主力はアリゾナ・Footprintsのひも靴・Kumbaの3足
- ただし、モデルによって向き不向きがあることは知っておいてほしいです(Kumbaはおしゃれだが靴ずれに注意)
- サイズはブランドによって変わるので、試着・採寸をおすすめします
- 丈夫なので、家族で長く使い回せるのも魅力です
外反母趾があっても、自分に合う1足を見つけられれば、靴選びはもっと気楽になります。私自身、10年以上履き続けてきたからこそ、「ビルケンシュトックなら何でも良い」のではなく、「自分の足に合うモデルを選ぶこと」が一番大切だと感じています。同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。


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